2006年06月01日
増上寺に作品を展示しました
Labocaというアートプロデュースの活動を行っている
人達からお声がかかり、作品を展示することにしました。
みなさん、一生懸命やられていたのが、とても印象的でした。
梅雨の晴れ間という感じで、とにかく快晴でした。
増上寺から見た東京タワーです。
増上寺は徳川家康の菩提寺で、歴史のあるお寺です。
その由緒ある空間に作品をコラボレーション
できたことは、誠に光栄です。
増上寺で作品を展示することは、とてもおもしろい試みでした。
ややもすると、お寺に「書」の組み合わせは、予定調和になってしまうのでは?
と熟慮しましたが、その評価は高かったようです。
庭がとてもきれいなので、思わず写真を撮りました。
新緑の季節のグリーンが障子越しに美しく映えています。
大きな床の間に、「走」を展示させていただきました。
これだけ立派な床の間は、やはりお寺ならではです。
書と美しい庭を観ながら、懐石料理を食べていただきました。
料理は、個性的でなかなか美味でした。
障子が、きれいです。
日本建築の様式美はさすがと見直されます。
簾や数奇窓や障子は、単に美しいだけではなく、
不即不離≠ニいう日本人独特の美意識から生まれた、
一種のコミュニケーションツールでもあります。
増上寺景光殿の入り口です。
たくさんの「月」が出迎えるというコンセプト
で展示しました。
入り口の門のところに、月と太陽の透かし彫りがありました。
やはり、東洋思想の陰陽≠ナすね・・・