
テレビ東京「美の巨人たち」を久しぶりに見る。
私の好きな自在置物の作家「高瀬好山」を取り上げていた。


作品「鯉」
とにかく、素晴らしい出来。
思わず欲しくなってしまう。
時代の変化により方向転換せざるを得なかった甲冑製作の技術が
美術工芸として開花するというストリームは見逃せない。
“制限”や“制約”が技術を育み、磨きをかける。
磨きは技術のみならず作者をもブラッシュアップさせ、その結果
見る人に感動を与えていくのだ。

この作品を所蔵している「清水三年坂美術館」は比較的新しい
美術館。
私が京都に住んでいた時代にはなかったが、短期間で高いレベル
の作品をコレクションしている。
大きくはないが、とても良い美術館です。
http://www.sannenzaka-museum.co.jp/index.html
テレビ東京「美の巨人たち」番組HP
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/120310/index.html