2012年08月07日

イタヤ狐 鳩笛


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自宅のミニギャラリーに、随分前に購入した「イタヤ狐」を展示。
秋田の角館で作られているもの。



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全部で6ピースに分かれているが、元々は一本の木。
円形に6匹の狐を集合させると、円形になり、一本の木の一部になる構成。




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造形的にも素晴らしいしが、箸置きとして使えるのも大きな魅力。

東京でも購入は可能です。
「デザインショップ」というところで、麻布にあります。
http://www.designshop-jp.com/item_detail/itemCode,2171000000395







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もう一つのご紹介は、大分の鳩笛。
豊泉堂さん製のもので、表情がなんともいえず愛らしい。

ミニギャラリーの真ん中にステージを作り展示してみた。
たぶん親子の設定で作られているのだろう。

廊下を通ると子供の方がこちらを向いてくれている。



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こちらも購入可能で、吉祥寺の「つみ草」というお店で店頭販売されています。

郷土玩具以外にも、味のある生活用具や器などが取り揃えられており、一度行か
れてみることをお勧めします。

吉祥寺「つみ草」
http://www.tumikusa.net/profile.html







<郷土玩具について思うこと>

郷土玩具には、日本の「風土」が感じられる。
そして、地域の色と情けを受け取ることができる・・・

また、「値段が高いもの=良いもの」ではないことも教えてくれる。
先進国としての仲間入りを目標として頑張ってきた日本が、置いてきてしまった
心情や生感、そして本来のコミュニティーのあり方を思い出させてくれる。


“気づき”の大切さは、日々折々いろいろなところにあるのだろうが、
郷土玩具もその一つと言ってよいのだろう。

そんな、さりげない物が素敵な発見であり、人や社会に対する思いやりにも
つながる事があるのかな、と思うことがあります。





posted by yozan at 11:21| 郷土玩具(みやげもん) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする