2008年03月17日

円山応挙 「遊虎図」

虎図 応挙.jpg

円山応挙「遊虎図」。

豹の様に見えるが、これは雌の虎であることを想定して描かれている。

若冲やその他の画家にも共通していることだが、
当時は虎の本物を見たことがない。

おそらく、中国あたりから伝来した資料をもとに描いているのだろう。

眠る表情が愛らしい。
posted by yozan at 01:12| 虎画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月18日

仙香@虎画賛

sen5.jpg

先代の書道家である父は絵もよく描いていた。

その中でも虎画は迫力がありとても良かった。

しかしながら、仙高フ虎画は全く対極にある。猛々しい虎とは違い情けない表情すら感じる。

それもそのはず、虎を描いてはみたものの何だか猫に似てしまったというわけだ。

しかし、それを受け入れ「猫ニ似タモノ」と書くあたりが、仙高フ洒落っ気と強さを物語っている。
posted by yozan at 23:46| 虎画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする