2015年12月24日

円山応挙 「龍門鯉魚図」 「氷図屏風」


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円山応挙




名作は数々あれど、


やはり私は、やや何かにクローズアップした

作品に魅かれてしまう。












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この写真は、「龍門鯉魚図」



滝の水の流れは、あえて描かない方法で表現している。











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上記作品「氷図屏風」も秀逸であるが、

この鯉の表現方法も見事だ。







写実の好みでいえば、伊藤若冲の方が好きだが




応挙は「石に三面を見る」という言葉を残しており、

この点が高く評価される・・・











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2012年03月17日

「ボストン美術館 日本美術の至宝」 東京国立博物館

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東博にて「ボストン美術館 日本美術の至宝」が開催される。
3月20日〜6月10日


ボストン美術館といえば、曽我蕭白の襖絵「雲龍図」が有名だが、

私の一番の注目は、
合戦絵巻「平治物語絵巻 三条殿夜討巻」である。
平治の乱のきっかけである、源義朝による後白河上皇の拉致と
御所三条殿の焼討を描写している。
特に、火炎のシーンをぜひ観てみたい。

他にも、

長谷川等伯「龍虎図屏風」
伊藤若冲「鸚鵡図」

など、お勧め作品が展示される。

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東京国立博物館HP
http://www.boston-nippon.jp/





posted by yozan at 15:09| 画コレクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月02日

鈴木其一 「歳首の図」

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正月を迎える際に、床の間に飾るための作品。

鈴木其一は、琳派の中では存在が決して強いわけではないが、この作品「歳首の図」は大きな特徴がある。

伊勢の注連縄と鶯のみを紙に描き、あとは表装の上から描いているという大胆なもの。

真面目な絵に確かな技量を感じながらも、構成の華やかさと大胆さも共存している作品である。
posted by yozan at 19:09| 画コレクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月01日

応挙「氷図屏風」

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円山応挙の「氷図屏風」。

一見すると抽象画のようだが、写実であることはすぐわかる。
単純なようだが、優れた描写力を感じる。

本来は、二曲一双ではないかと推測されている。
posted by yozan at 00:58| 画コレクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月23日

長澤蘆雪 「朝顔図」

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蘆雪の「朝顔図」。

天に昇る朝顔のつる。
速筆の蘆雪の特長がよく出ている。

応挙の弟子ではあるが、構図など独自性が表れている。

それにしても、朝顔の大きさに対しカワウソの大きさが随分小さい。
posted by yozan at 01:35| 画コレクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする