2008年07月08日
洞爺湖サミット 作品提供
7月7日より洞爺湖サミットが開催。
日本政府として提唱する「Zero Emission House」のプロジェクトに関わっている。
ロゴのデザイン設計を担当。
まず、書による表現。そしてコンセプトの意味性を考え目標の「0」を数値化。
そこに、洞爺湖の水の清らかさと美しい山々をカラーリングすることで自然の素晴らしさを想起させた。
映像によるプレゼンテーション。
「Cool Earth」の他、数種の書を揮毫。
各国の首相、環境問題担当省、海外メディアにも注目されているこのプロジェクトは、日本の技術が発信する次世代ライフスタイルを住宅を中心に提案しているというもの。
積水ハウス、松下電器、トヨタ自動車をはじめ各設備メーカーが参加している。
各コーナーでは、「挟土秀平」氏による土壁の左官仕事に注目したい。
職人仕事である左官というものをアートにしている第一人者として評価されている挟土氏の美しい壁を見ることができる。
また別のコーナーでは、日本最古の建築物「玉虫厨司」に着眼したコンセプトが素晴らしい。
日本人の美意識と技術が、現代に置き換えられ反映されている。